とある技術者の外部記憶媒体

知っておかなきゃいけないことが多すぎて頭の記憶領域が慢性的に不足気味。
そんな技術者の備忘録です。

カテゴリ: Ruby

rubyの開発支援ツールであるRSenseを導入します。

導入の手順としては、RSenseの本体を公式サイトからダウンロードし、ユーザマニュアルに従って作業するだけなんですが、neocomplecacheと一緒に使う場合にはちょっとした設定の追加が必要となるので、備忘録として残しておきたいと思います。

公式サイトはこちらです。

[http://cx4a.org/software/rsense/index.ja.html]

ちなみに、RSenseを利用するためにはJRE1.5以上が必要となります。

作業を行ったCentOS5.7ではインストール済みのjavaのバージョンが古かったのでyumで新しいバージョンをインストールしました。

(これが原因でインストール後も動作せずにちょっと悩みました・・・。動作要件はちゃんと見なきゃですね)

 # yum install java-1.6.0-openjdk*

公式サイトからファイルをダウンロードしたら、それをインストールしたいディレクトリで解凍します。

私の場合は「~/.vim/opt/rsense-0.3」というディレクトリにインストールしました。

インストールディレクトリ配下にある「etc/config.rb」を使って「 ~/.rsense」というファイルを作成します。

 $ ruby etc/config.rb > ~/.rsense

「~/.vimrc」に次の行を追加して「:NeoBundleInstall」を実行します。

 NeoBundle 'taichouchou2/vim-rsense'

「~/.vimrc」に次の内容を追記します。

 if !exists('g:neocomplcache_omni_patterns')
   let g:neocomplcache_omni_patterns = {}
 endif
 let g:rsenseUseOmniFunc = 1
 if filereadable( expand('~/.vim/opt/rsense-0.3/bin/rsense') )
   let g:rsenseHome = expand('~/.vim/opt/rsense-0.3')
   let g:neocomplcache_omni_patterns.ruby = '[^. *\t]\.\w*\|\h\w*::'
 endif

インストールが正常にできると、レシーバに対応したメソッドの自動表示などの機能が使えるようになります。

20121215180722

プログラムのメソッドなどを自動補完してくれるプラグインのnecocomplecacheを導入します。

これもNeoBundleを使えばすごく簡単に導入できちゃいます。

まずは「.vimrc」に次を追記します。

 NeoBundle 'Shougo/neocomplcache'

その後、「:NeoBundleInstall」を実行すればインストールは完了です。

次に設定ですが、カスタjavascript:void(0)マイズなどをしなければ、これも簡単です。

インストール先のディレクトリに「doc/neocomplcache.txt」というファイルがあります。

その中を「EXAMPLE」という文字で検索すると.vimrcに追記する設定例があるので、それを.vimrcに追記します。

これだけです!!

インストールと設定が正常にできれば、メソッドや制御構文を自動補完してくれるようになります。

20121215180721

Mountain Lionに標準でインストールされているrubyはバージョン1.8.71でした。

Railsの開発をMac上で行うために、rubyの1.9.3をインストールしたときの作業内容を記録しておきます。

linuxではrbenvを使ってrubyを管理していたので、Macでもできるかな~と思って探したところ、

brewでインストールできるようなので、試しにやってみました。

$ brew install rbenv
$ brew install ruby-build

rbenvインストール時の指示に従い、ホームディレクトリの.bash_profileに設定を追加。

$ vi .bash_profile
if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi
export RBENV_ROOT=/usr/local/opt/rbenv
$ . .bash_profile

その後、rubyのインストール時に必要となるパッケージを追加で導入。

$ brew install readline
$ brew link readline
$ brew install openssl
$ brew link openssl

この後、rbenvで最新のrubyをインストール

$ rbenv install 1.9.3-p327

ここでopenssl関連のエラーが発生。

opensslは事前にインストールしているし、原因がわからない。

とりあえずgoogle先生に聞いてみたところこちらのサイトを発見。記載されている内容に従いオプションをつけてインストール。

$ CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=/usr/local --with-openssl-dir=/usr/local" rbenv install 1.9.3-p327

とりあえず成功・・・・・・、が、参考にしたページをよく見るとbrewだけでも最新のrubyをインストールできるらしい。こちらのページを参考に作業を行ったところ、brewだけで最新のrubyをインストールできちゃいました。

というわけで、rbenvはいらない子になってしまったので、rbenv関連で行った作業も全て切り戻した上でアンインストール。これで最新のrubyが使えるようになりました。

rbenvはrubyのバージョン管理ソフトです。

これを使うことで1台のサーバの中で複数のrubyのバージョンを簡単に切り替えることができます。

環境:CentOS6.3 x86_64

まずgitをインストールしていない場合にはインストールしておきます。

 # yum install git 

次にrbenvをユーザのhomeディレクトリ直下にインストールします。

 # git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv

rbenvへのパスを設定する為に、.barhrcに以下2行を追記し、反映しておきます。

 # vi ~/.bashrc
 export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
 eval "$(rbenv init -)"
 # . ~/.bashrc

次にruby-buildをインストールします

 # git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
 # cd ruby-build
 # ./install.sh

rubyインストールに必要となるパッケージをインストールしておきます。

 # yum install -y readline readline-devel zlib zlib-devel openssl-devel

インストール可能なRubyのバージョン一覧を表示するときは次のコマンドを使います

 # rbenv install --list

実際にインストールするときは対象のバージョンを指定して次のようにします

 # rbenv install  1.9.2-p320
 # rbenv install  1.9.3-p286

最後にデフォルトで使うバージョンを指定します。

 # rbenv global 1.9.3-p286
 # rbenv rehash

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